拭いただけでは落ちない頑固な網戸の汚れを落とす画期的な掃除法

黒く汚れた網戸の掃除が一筋縄ではいかない理由と対策法

網戸があるのは、家と外の境界線です。つまり網戸には、家の汚れと外の汚れの両方が溜まることになります。

砂埃や排気ガスによる煤、虫に花粉といった外の汚れだけでも厄介な所に、ハウスダストにタバコのヤニ、キッチンから流れる煙による油汚れまで付着するのですから大変です。埃も砂も油も、何もかもが絡みあいこびりついた汚れは、簡単な水掃除だけでは決して落ちません。

油は水を弾き、砂は水分によって固まります。網戸掃除の手間を省くためには、定期的な掃除が必要になります。溜まりやすい砂や埃は、こびりついてしまう前に定期的に落としてしまうようにしましょう。

こびりつく前の汚れを取る時には、掃除機が便利です。テープで網戸の外側に新聞紙を張り付け、内側から掃除機を丁寧にかければ、ちょっと引っかかっているだけの汚れなら簡単に吸い取れます。片側だけではまだ汚れが気になるという時は、内側にも同じように新聞紙を貼り、今度は外側から掃除機を使ってゴミを吸い取るといいでしょう。

サッシや窓枠にも砂埃は溜まりやすいので、忘れずにそこにも掃除機をかけておくようにします。掃除機を強い力で押し付けてしまうと、網戸がたわんで破損の原因になるので注意します。

掃除機だけでは吸い取れないこびりついた網戸の汚れの落とし方

埃や砂が固まると、掃除機の吸引力だけは全ての汚れをとれなくなります。一度網戸の外側と内側から掃除機をかけてみて、それでも黒い汚れが気になるようなら、油汚れに強い重曹の力を借りましょう。

酸性の油は、アルカリ性の重曹によって中和され、分解されます。100mlほどの水に、小さじ1杯ほどの重曹を入れて溶かせば、網戸掃除に役立つ重曹水が完成します。重曹水をスプレーボトルに入れたら準備は完了です。

内側から重曹水をたっぷり吹き付けて、10分ほど放置すれば重曹が汚れと馴染み分解が進みます。そうなればメラニンスポンジでも頑固な汚れを落とすことが可能になりますので、上から下へスポンジを動かして根気よく掃除をしましょう。

網戸の外側からも、同じように重曹水を吹き付けて、馴染んだところをメラニンスポンジで磨きます。

上手く重曹水が馴染まない時には、重曹水を雑巾に含ませて、それを網戸に直接当てると馴染みやすくなります。

外側も上から下まで磨いたら、最後に綺麗な雑巾で乾拭きをして終了です。網戸の下にはたくさんの汚れが落ちることになりますので、踏んだりしないように足元には気をつけましょう。先に新聞紙やレジャーシートなどを敷いておくと、片付けがしやすいです。

真っ黒に汚れた網戸もサッシから外せば簡単にお掃除可能

網戸の掃除は網戸を外さずにそのまま行うよりも、サッシから外して丸洗いした方が断然早いです。

まずは網戸の状態をチェックし、どんな風に固定されているのかを調べてみましょう。特に固定されておらず、持ち上げてレールからずらせば外せるタイプの網戸もあります。

ネジで固定されているものでも、ドライバーが1つあれば簡単にネジを外せます。ネジをとった後は、上に持ち上げ手前に引き込むように外すだけです。外した後はそのまま平らにおき、掃除機でざっと汚れを吸い取ります。

その後はバケツやホースで、網戸全体を丸ごと水洗いです。たっぷりと水を含ませた後なら、台所用の中性洗剤を使って、スポンジで擦れば汚れは落ちます。たわしで擦っても良いですが、網戸を破らないように優しい力加減を心がけましょう。

全体を満遍なく擦ったら、またたっぷりの水で流します。水をとにかく使うので、掃除は野外で行うといいです。野外なら掃除後の網戸を、そのまま天日干しできます。干す時間がないなら、乾拭きをして水気をとっても構いません。

完全に乾いたら、網戸をサッシにはめ直します。網戸をはめる前に、サッシの溝の汚れを取っておくことも忘れないようにしましょう。網戸がない方が、サッシの掃除もしやすいはずです。